【日事連】BIM技術者に対する技法、技術研修第2期の実施について
1.BIM技術者に対する技法、技術研修の内容について
◇趣旨
建築BIMに必要なソフトウェアの機能、使い方などは、各ベンダーで教育等行っているところだが、次の段階として建築プロジェクト(いわゆる図面)として完成させるまでの研修教育は、課程としてベンダーもほとんど用意されていない。
組織事務所側での社内研修、コンサルタントによる高額な研修などによりおこなわれているが、中小の事務所では、ほとんど手が付けられていない状況で、独学で情報収集、試行錯誤を重ねている状況。中小事務所にとって、BIM導入からプロジェクト作成にたどりつくのは容易ではない。
これらの技術、技法に関する習得がないまま、導入がとん挫することも多く、またこれから導入する事務所において技術者の研修教育は直面する課題となっている。
これらの技法、技術習得のための教材を開発し、建築プロジェクトを実際に作成する過程において、適用、利用する形での実習を交えた実践的な形で提供することにより、特に手段のない中小の建築事務所を中心にBIMの導入を加速して進めることを目的とする。
2.研修内容
開講日:
第2期:2023年10月2日(月)~2024年 1月31日(水)
各ソフトに応じて開講(定員20名)。カリキュラム等の詳細内容はWEBページ参照。
プログラム:
研修は、4カ月間オンラインで、実際の設計操作を行います。受講期間内いつでも視聴可能な研修動画(Archicadクラス以外のCPD取得希望者はzoomで実施予定のライブ講習に出席要)、そのほか質疑対応等をリアルタイムで行う月1回のライブ演習、加えて、実際の建築プロジェクトを作成するため最後の1か月間は実技ライブ演習を毎週実施します。
参加費:無料
3.申込
◇申込対象
以下の①~④の全てに該当する者
1.受講申込時点で建築士事務所に所属している建築士であること
(各期、各事務所(支店等含む)からは1名の応募に限定。複数クラスに申込不可。第1期で応募した場合も再度応募可能。)
②各応募クラスの利用ソフトを所持している等利用できる環境にあり、各ソフトの基本操作に習熟していること(ソフトの基本操作に関する講習は実施しない)
なお、以下のソフトについては申込ページからソフトの貸与を希望することが可能。抽選結果等により受講が確定した場合、各ソフト会社より受講期間内限定のライセンスを提供。
ただし、BIMソフトにはハイスペックなPC環境が要求され、受講者においてその環境の用意が必要。
【ライセンス貸与可能ソフト一覧】
・GLOOBE Architect
・Revit
・Vectorworks
③4か月間の講義すべてを受講できること
④オンラインにより受講できる通信環境にあること
◇申込期間
第2期:2023年8月21日(月)~2023年9月15日(金)
(定員に満たなかった場合、募集は継続します。)
◇申込方法
申込ページからアクセスできる申込フォームより
申込ページURL(※):https://bimgate.jp/event/1439/
※ 申込開始は8/21(月)からとなります。
なお、定員を超過した場合の受講者の決定は抽選とし、先着順ではありません。